2008年05月02日

深川を描く「辰巳の蝶」「判じ絵」

深川があまりに楽しかったので食べた話や遊んだ話ばかり書いてますが、ちゃんとイラストも描きました。
「深川を描く」と題して、横長の絵を1枚と小作品を1枚、展示しました。

「辰巳の蝶」


辰巳芸者がアンニュイに寝っ転がりながら、長煙管で煙草をのんでいます。
ぼんやりと思うのは、深川の日常…

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絵が長すぎて細かいところが見えないので、細切れでご紹介します。

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あさり漁

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深川といえば深川飯。みそ汁ぶっかけあさりご飯ですが、池波正太郎/著「剣客商売」に出てくる深川飯らしきものは、『刻んだ大根とあさりを薄めの出汁で煮て、ご飯にかけまわす』というものが出てきます。
池波の登場人物はこういうご飯を立て続けに3杯くらい食べちゃうんだ。


木場職人、松尾芭蕉

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明暦の大火のあと、深川は材木の街となりました。
江戸は火事ばかり起こってたので、木材商人はもうかる事業だったみたい。
松尾芭蕉は日本橋から深川に移り住み、奥の細道もここから出発しました。


髪結い伊三次

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深川の展示の絵をどうしようか悩んでいた頃、近所のおじさんに薦められて読んだ宇江佐真理/著「髪結い伊三次捕物余話」。ストーリーは捕り物でありながら、辰巳芸者と髪結いの男の恋路がベースになっています。
煙管の芸者の目線が彼に向いているのはそのためです。
ちなみに、芸者のさしてる櫛の柄は「花水木」です。


辰巳芸者

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地味な着物に男物の羽織をひっかけ、冬でも裸足で座敷にあがり、男言葉に気っ風の良さが売りの辰巳芸者は、江戸の粋の象徴として語られる事が多いです。深川芸者、羽織芸者とも言い、吉原芸者の対局にある存在です。


長屋のどんちゃん騒ぎ

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江戸深川資料館」にある「町」を訪ねる度にあれこれ妄想する長屋の暮らし。
芸者の来るお座敷なんかとは対照的に、怠惰で享楽的なバカ騒ぎ。
つまみは里芋の煮っころがし、酒はまずい下級品。貧しくても楽しそうな庶民の強さ。


遠山金四郎景元(遠山の金さん)、長谷川平蔵(鬼平)、葵小僧

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長谷川平蔵の住居は本所深川にあったのですが、同じ場所に数十年後、何と遠山景元が住んでいるのです。
葵小僧は長谷川平蔵が捕えた、今で言う連続レイプ強盗殺人犯です。葵の御紋の提灯を持ち、つけ鼻をして犯行におよんだとか。捕らえられたのは練馬の方だそうですが、特徴的な悪者なので登場させました。
つけ鼻を「ヒゲメガネ」にして遊んでいます。



「判じ絵」

読み解きのヒントを出していましたが、わかりましたか?
私が知ってる内では、ノーヒントで正解したのはイラストレーターMさんだたひとり。

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鮫(フカ)の皮 + いっぷく 

ふかがわ いっぷく  深川いっぷく!

テーマは「深川を描く」なので、ふかがわを描きました。
posted by izumi at 10:42 | TrackBack(0) | 展示リレキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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